桐タンスについて

桐タンスについて

嫁入り道具の象徴は、昔も今も総桐のたんすである。
日本では、桐に寄せる愛着は特別のもの。女の子が生まれると庭先に桐の苗木を植えた。
嫁に行くとき、大きく育った桐でたんすを作って持たせるためだ。桐たんす一棹に要する桐の木は、樹齢26年ものなら一本で足りるという。
また、生まれた赤ん坊のヘソの緒を大切に蔵っておく容れ物は、桐の小箱と決まっている。
桐は、防湿・通気性がいい。
外気に敏感で、湿気を含むと膨張して目が詰まり、引出しの隙間がなくなり、外からの湿気を防ぐ。
逆に空気が乾燥すると収縮して隙間ができ、湿気を放出して乾いた空気を内部に導入する。
このおかげで桐たんすの中の湿度は、常に一定に保たれる。桐は、不燃性にも優れている。
熱伝導率が極めて低いため燃えにくい。
一度水を含むと一層火に強くなって、表面は黒く焦げてもそこで火を防ぎ、大事な衣裳を守る。
全焼した家事から桐たんすが着物や貴重品を守った例もたくさんあるという。
さらに軽く軟らかいので板加工がしやすく、しかも狂いが少ない。
木肌に何ともいえない温かみと光沢があり、白木地の柾目・板目ともに美しく調度として格調が高い。

桐たんすのお手入法

安定した場所に据える

桐たんすを据えつける場所は、特に平らな所に据えてください。平らな所でないと桐たんすをゆがめ、引出し及び開き戸の具合が悪くなります。位置の安定には、敷物を使って安定させてください。
店舗外観

月に2度程度軽く拭いてお手入れを

店舗外観
桐たんすは、長い間そのまま放って置くと金具などがだんだんくもってきます。
それを防ぐには、乾いた布で桐の柾目なり金具を、月に2度程度軽く拭いてお手入れ をしてください。
※注:ワックスや油性のもの、濡れた布は使用しない様、注意してください。

水に濡れた時は慌てずに処置を

万が一、水に濡れた場合には、強く拭かずに水取り紙、あるいは、やわらかい乾いた
布でおさえる様にして水気を吸い取って「トノコ」で軽くパックしてください。 油性のシミ(ポマード、手あぶら、その他)のときは、シンナー(ベンジン)を布に少し付けて軽く押す様にして吸い取り、すぐにトノコ袋でポンポンとパックしておいてください。
店舗外観
店舗外観
当店でお渡ししているトノコ袋

月に2度程度軽く拭いてお手入れを

桐たんすは、長い間そのまま放って置くと金具などがだんだんくもってきます。
それを防ぐには、乾いた布で桐の柾目なり金具を、月に2度程度軽く拭いてお手入れ をしてください。
※注:ワックスや油性のもの、濡れた布は使用しない様、注意してください。

水に濡れた時は慌てずに処置を

万が一、水に濡れた場合には、強く拭かずに水取り紙、あるいは、やわらかい乾いた
布でおさえる様にして水気を吸い取って「トノコ」で軽くパックしてください。 油性のシミ(ポマード、手あぶら、その他)のときは、シンナー(ベンジン)を布に少し付けて軽く押す様にして吸い取り、すぐにトノコ袋でポンポンとパックしておいてください。
※家具も愛情が大切です。桐たんすにも化粧してあげましょう。

特徴

軽い

桐の比重は他の国産材に比べてもっとも小さく、桐箪笥は軽くて持ち運びに便利です。

美しい

木肌は色白でやわらかく、まっすぐで美しい木目。桐箪笥には気品と温かみがあります

虫がつきにくく、腐りにくい

桐材には昆虫を寄せ付けないバウロニン、セサミンなどが多く含まれています。また防腐力が大きいタンニンも多く含まれており、極めて腐りにくい材です。

湿度を一定に保つ

乾燥した桐は狂いが少ないため、隙間なく機密性の高いタンスを造ることができます。また外気の温度変化に応じて膨張・収縮し、引き出し内の湿度を一定に保ってくれます。

燃えにくい

桐は発火点が高く熱伝導率がとても低いので燃えにくく けても割れにくい性質を持っています。桐箪笥に火がついて表面が黒く焦げてしまっても中まで熱を伝えにくく、衣類を守ってくれます。

吸収性がいい

これも火事の時に役立ちます。消火の水をすぐに吸収し、火を寄せ付けないと同時に膨張して隙間をふさぐので中身を守ってくれるのです。「火事になったら桐箪笥に水をかけろ」と言われています 。

成長が早い

桐は生命力が強く成長も早いので、森林資源・環境問題の面からも効率のいい環境にやさしい資材だといえます。

再生できる

桐は他の堅木と違って、汚れても削れば元の木肌がよみがえります。 桐箪笥は2,3回は再生でき、親子3代にわたって伝えられるのです。

種類

引出し箪笥

衣装箪笥